浮気調査

ご依頼人 奥さん(35歳)

 対象者 ご主人(38歳)

以前、携帯メールにて会社の同僚女性と浮気が発覚し、相手女性に対して、直談判の末なんとか別れさせたが、最近、また合っているのでは・・・

 

私達は、依頼者には、週末実家に帰省してもらい、家を空けるように工作し、対象者は、その隙を見て相手女性と接触すると判断した。
調査当日、案の定、会社同僚と日帰りゴルフへ行くと称して、早朝4時過ぎに車輌にて外出すると、以前から浮気していた相手女性と合流し、関越道にて群馬へ向かう。
県内の観光スポットや露天風呂を回り、そのままラブホテルへ直行。3時間程でホテルから出ると、相手女性を自宅まで送り届け、20時に帰宅に至った。

 

以前別れさせたが、未だに肉体関係の間柄であった。証拠は、ビデオ撮影であったためか、ご主人が浮気相手と親しげに会っている姿は、ご依頼人にとって実にリアリティーがあり、かなりショックを受けている様子であった。
私達もこの瞬間どのような言葉を掛けてよいのか判らないときがある。

 



所在調査

ご依頼人 母親(80歳)

 対象者 息子(52歳)

30年前程、金銭トラブルで兄弟喧嘩のすえ家出をし、連絡も取れず行方不明となる。家族も警察に捜索願を出し、独自に関係箇所を回りいろいろと手を尽くすが、発見には至らなかった。
母親も、高齢とあって死ぬ前になんとか息子と再会したい。

 

私達は、まず住所移転の経歴はなく、未婚者であるとの事実を踏まえ、日雇い労働で生計を立てている線が濃厚と判断されるも、ホームレスの線も捨てがたく、最悪、生死に関わってる状況も考えられた。
依頼者の情報から以前、対象者が警察の職務質問の際に受けた川崎市内の住所を提供してもらい、失踪時(30年前)の写真を頼りに、同住所へ向かうが、その様な所在地はなかった。しかし、諦めず付近の聞き込みを行うと、日雇い労働者が主に宿泊する簡易旅館を突きとめる。
場所柄話をしたがらない経営者であったが、ご家族の苦悩を正直に伝え情報提供をお願いしたところ、ようやく重い口を開き、当時の状況を淡々と語り始めた。
「当時(10年前)、彼(対象者)は、数人の労働者と3年程ここで生活していた。しかし、寝たばこが原因でぼや騒ぎを起こし、居づらくなったのか1ヶ月でどこかへ行ってしまった。確か、都内某駅付近の梱包会社で働いていたが、社名までは記憶にないなぁ。」これを聞いた瞬間、私達は、生存しているという喜びと共に活路が開けたと確信した。
その後、某駅付近の数十社からなる梱包会社の検索へ向かい、聞込み調査からある会社を特定した。
日雇い労働者を手配する同会社は、駆け込み寺的な要素があり、個人のプライバシーには厳重に管理されていたが、私達の真剣な姿勢により同社の協力を得ることができた。「彼は、うちで働いてるよ。もう20年以上にもなる。真面目で男気のあるやつだが偏屈なところもある。もし両親に会わせたいのなら協力する。」と言葉をもらう。
私達は、裏付け調査により翌日張込み調査を開始した。初日は、対象者の出勤はなく、空振りに終わったが、次の日に現れた。
ビデオ撮影にて対象者の撮影に成功し、自宅割出の為、尾行調査へと継続すると、その日の勤務を終え、都内某所の簡易宿泊施設へ帰宅した。

 

自宅割出終了後、依頼者へ連絡し、翌日、証拠のビデオにて確認すると、勤務先経営者の協力のもとに対象者と依頼者を引き合わせ、調査終了となった。
私達が、同会社へ聞込み調査したとき、対象者の社員名簿欄には、偽の住所ではあったが、連絡先には実家の電話番号が正確に書かれていたのを見たとき、過去を捨てきれなかった対象者の心情がうかがえた。



ストーカー対策

ご依頼人 男性(30歳)

 対象者 会社同僚女性(25歳)

以前、会社には内緒で同僚女性と恋愛関係にあったが、人事異動により連絡は少なくなり、疎遠状態から自然消滅に至るまで時間は掛からなかった。しかし、しばらく立ってから日に数十回にも及ぶ無言電話、嫌がらせメールが頻繁に鳴り響き、時間帯から推測すると以前交際していた同僚女性の帰宅時間と合致していた。
そのストーカー行為に及ぶ証拠をビデオ撮影し、裁判に向けての証拠収集をお願いしたい。

 

始終をビデオ撮影にて証拠収集を行った。
調査初日、17時より退勤を備え勤務先付近にて張り込みを開始した。19時30分、対象者が退勤し、最寄り駅へ立ち寄ると、付近の公衆電話へ向かい、13回ワン切りを行う。私達は、隣接する公衆電話へ向かい、電話を掛ける振りを装いながら隠しカメラで対象者が掛けた先の撮影に成功する。(ビデオを検証後、掛けた先は依頼者の携帯電話であったのは言うまでもない。)
その後、電車で自宅付近の最寄り駅に下車すると、直ちに公衆電話へ向かい、再びワン切りを繰り返す。勿論、私達もその掛けた先のビデオ撮影を行う。
一連の動作を終え、携帯電話のメールを操作をしながら帰路へ着いた。
私達は、その旨を依頼者に伝えると、感情を抑制できなかったのか「次回の調査では止めに入ってくれ、仕事が終わり次第私も行きます。」との指示を受けてその日の調査を終了した。
本来、法的な処置を取った上で解決するのがベストなのかもしれないが、対象者も若く「今後の人生においてもやり直せるきっかけがあるのでは」との判断で、私達も納得して了解した。
調査2日目、初日と同じように17時より勤務先付近にて張り込みを開始した。本日はやや早めの19時に対象者が退勤すると、最寄り駅の公衆電話で再びワン切りを始める。しかし、勤務先付近でトラブルを起こすわけにはいかない為、やむなく制止活動へは踏み切らなかった。
その後、電車で自宅付近の最寄り駅へ到着すると、迷わず公衆電話へ向かいワン切りを行うと、私達は、依頼者の携帯電話へ掛けていると確認し、制止活動へと踏み切った。

 

仕事で遅れてきた依頼者と合流し、話し合いの末、証拠を突きつけられた対象者は、ストーカー行為を認めざる終えなかった。
依頼者と対象者の間で交わされた「誓約書」も無事に終えたのはよかったが、元々、依頼者は遊び感覚で付き合っていたこともあり、別れに対して未練もなくキッパリとしたものであったが、結婚まで考えていた女性にとって今回のストーカー行為は、悲痛の叫びだったのかも知れない。